
| おいしいパンとはとても個人差があります。堅苦しいことを言わず、食べたときにおいしければいいのです。ただ、本当においしいパンは誰でもわかります。 むしろ先入観のない子供や動物のほうが直感的に感じます。大人はちょっと頼りないです。他人の評価に影響されたりして自分で判断できないときがありませんか。 もっとおいしいものはおいしいと感じてほしいです。 家庭でパンを作る人も多いと思いますが、もう少し適当に作ったらいいんじゃないでしょうか。レシピどおりにできたからおいしいのではなくて、お母さんが、お父さんが作ったから子供はおいしいんですよ。ひとつポイントがあります。 生地を作るときに酸化させないように作ることです。あとは、愛情ですね。 |
| 天然酵母パンが食べたいと言う皆さんからのご要望が最近大変多く
聞かれます。 健康にいいとか、安全だとかが、とっても関心があるようですね。 そもそも皆さんが言うところの天然酵母とはホシノ天然酵母を指すようですね。 粉末状のホシノ天然酵母種にお湯を加えて生種と言うものをつくり 20時間くらい発酵させてからパン生地に使いますが、 その前段階はメーカーが担当しているわけですね。 4倍も5倍もの時間をかけてとてもシビアな状態を管理しているわけです。 要するに一番簡単でおいしいところだけを体験しているのです。 インスタント天然酵母と言うこともできるのではないでしょうか。 だから悪いと言っているのではないのです。 酵母を元種から培養するのはとてもとても大変なことです。 4日から5日は絶対かかります。気温や湿度によって どんどん変化していく酵母をコントロールする必要があるのです。 そのうえで、パンの品質を安定させることも求められます。 「今日のパンはいつもよりすっぱいわね」といわれないように。 天然酵母のパンは酸味が特徴なのにですよ。 元種にはいろいろな原料が使われます。 小麦、ライ麦、全粒粉、ホップ、小麦胚芽、生ぶどう、レーズン、 りんご、柿、梨、などなど数えあげたらきりがありません。 そしてひとつひとつにすばらしい味わいがあります。 同じようにイーストでもすばらしいパンができます。 天然酵母パンが食べたいと言う皆さんからご要望にこたえるべく ホシノ天然酵母を使うパン屋さんも多くなってきました。 でも、作業環境は今までのままで。 だって、ずっとイーストでパンを作ってきているわけで、 作業台、機械。そもそも部屋全体にイースト菌がいっぱいなのですよ。 発酵力の弱い天然酵母はイースト菌に力負けしてしまいます。 天然酵母の香りどころではありませんね。 それでもお店には天然酵母パンとして皆さんの前に焼きたてが並ぶのです。 健康にいいとか、安全だとか言うのもすごく大切ですが、 もっといろいろな香りのパンを食べたいと思ってもいいのでは。 柿の天然酵母なんてとっても興味あるじゃないですか |